やどかりは、身体の成長に合わせて徐々に大きな家(貝殻)に引っ越していきます。
人間も同じ事。独身だった人が結婚して2人になり、更に子供が生まれるといったライフスタイルの変化により、広い家が必要になります。
しかし、子供たちが独立し、高齢者世帯や独り住まいになった方々にとって大きな家は不要です。
とはいえ我々は無理に老人ホーム等を薦める事はいたしません。
人生100年時代、長期間老人ホームに入居していると莫大な費用がかかります
厚生労働省の資料では、日本人の平均寿命は令和元年度において「男性81.41歳」、「女性87.45歳」と発表されており、男女ともに過去最高を更新し、2050年には女性の平均寿命が90歳を超えると予測されています。
かつては、まだお元気な方が、退職金や貯金などを入居金にして、あとは年金の範囲内で過ごすというホームが多く存在しました。
しかし、65歳で入居された方が100歳まで生きたとしたら35年間。仮に月20万円、年240万だとしても8400万円の費用がかかることになります。
老人ホームの費用や自宅で介護できる方法についてもアドバイスします
そこで、我々は老人ホームにかかる費用を計算し、無理のない資金計画を一緒に考えます。
その上で、お元気で老人ホームに入る必要が無いと思われる方には、例えば65歳以上の方でも入れて、かつバリアフリーの住宅に引っ越し、できるだけ自分の身の回りの事は自分でできるようにお手伝いいたします。
そして、介護が必要になったら、訪問介護や訪問看護、通所介護などを使いながら在宅で過ごし、それでも生活が難しくなったら老人ホーム等を検討する。そのようなご提案をさせていただきます。